ぱんげあ

世の中に一石を投じたり投じなかったり

地球の大陸も宇宙もサイクルしているらしい

宇宙の再生

 

こんにちは。メビウスです。
今回が3回目の記事になります。

 

前回なんとなく触れたと思いますが、もともとひとつであったが今はバラバラであるものに対して、我々はなんとなく懐かしくなったり、元に戻らないものなのだろうか、などと薄っすらと思うものではないでしょうか。

 

え? 思わない?
思わなかったら、すみませんw

 

確かにちょっと日常とはかけ離れたことではありますが、
人類の系譜やパンゲアのような壮大な歴史に基づく概念は、私たちが一つの大きな物語の一部であるという感覚を喚起することがあります。

 

特に、聖書に描かれている人類誕生の物語はその典型と言えます。アダムは神が宇宙を創造する過程を描いた聖書の創世記に最初に登場する人間です。

聖書は日本人には馴染みは薄いかもしれませんが、祖先という概念は、日本人にも強くあります。それを辿っていくと、どんどん数は減っていき、最後はひとりかふたりになるという発想は、誰にでも出来ることです。

 

また、人はもう戻れない過去を懐かしみ、失われた過去を取り戻したいと思ったりもするものです。
そのような喪失感が遺伝子レベルで本能に刻み込まれているとしたらどうでしょう?

 

つまり、人は多様性を追求する過程で、「また人類一体となりたい(アダムへの回帰)」という本能との葛藤を起こしている可能性があります。

 

しかし、人類が再び一体となるというのは、あまり現実的ではありませんよね?
それこそフィクションの世界観です。

新世紀エヴァンゲリオン人類補完計画は、そんな話でしたよね?

 

では、現在の大陸が再びパンゲアのような超大陸に戻る可能性についてはどうでしょうか?
実は、遠い将来には、そうなる可能性があるのです。
フィクションなどではなく科学的に示唆されているのです。

 

それはウィルソンサイクルという概念(仮説に)に基づきます。
もうお察し頂けたかもしれませんが、サイクルという言葉の通り、地球の大陸は分裂したりくっついたりを繰り返していると考えられているのです。

 

Wikipediaの「ウィルソンサイクル」の記事(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BD%E3%83%B3%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%83%AB)にはこうあります。

 

超大陸パンゲア大陸が形成されてから更に現在に至るまでの大陸の動きを挙げる。

ローレンシア大陸バルティカ大陸が衝突しユーラメリカ大陸となる。
ゴンドワナ大陸がユーラメリカ大陸と衝突する。
・カザフ大陸(カザフスタニア)、シベリア大陸がユーラメリカ大陸に衝突する。(ローラシア大陸の形成)
・すべての大陸がつながり超大陸パンゲアが誕生する。
ゴンドワナの一部、アフリカ大陸に結合していた南極大陸オセアニア大陸、インド亜大陸が分裂していきインド洋が形成されていく。(ゴンドワナ大陸の分裂開始)
・大西洋が生じて広がり、北米大陸南米大陸ヨーロッパ大陸ユーラシア大陸)、アフリカ大陸とが分裂。(ローラシア大陸ゴンドワナ大陸の完全分裂)
インド亜大陸がアジア大陸(ユーラシア大陸)に衝突する。
パンゲアは、今から2億年ほど前に誕生したと考えられている。そしてこの後、再び分裂を繰り返し、現在の形に至ったと考えられている。

~一部省略~

超大陸は3~4億年の周期で離合集散を繰り返しているとされ、上記で挙げた超大陸パンゲア)の他、「ゴンドワナ大陸」が約6億年前に、「ロディニア大陸」が約10億年前に誕生したと推定されている。


とてつもなく長いサイクルではありますが、地球ではこのようなことが繰り返し起こっているようなのです。

 

では、人間にもそのようなサイクルはないのだろうか、と考えてしまうのも、無理からぬことのような気もしてきませんか?

 

え? しない?
いやいやw
するでしょう? してください!(逆ギレ)

 

しかし、人類の歴史は、直近で最も新しい超大陸とされるパンゲアよりも遥かに新しく、そういった概念の応用は、基本的には科学的ではありません。

 

ただし、Newtonなどの科学雑誌を読んでいると、宇宙論の仮説の一部には、超大陸のサイクルよりも遥かに天文学的な時間をかけて、宇宙そのものが繰り返されるというものがあります。詳しくは触れませんが、一例としてはビッグバウンスという概念があります。これは宇宙の膨張をもたらすビックバンと宇宙の収縮を起こすビッグクランチが繰り返されるというものです。全く同じ過程を繰り返すと考える科学者もいれば、そうではないと唱える学者もいるようです。ビックバウンス以外にも仮説は挙げられていますが、ここまで壮大な事象となると、お手上げに近いものがあります。

 

そもそも我々は地球とその周辺からしか宇宙の事象を観測することができません。
我々の存在する宇宙の詳しい構造は、宇宙の外側から観測できないことには、知り得ないことばかりであるとも考えられます。
しかし、そんなことは到底実現不可能です。
そして、我々はついつい自分や人間というところにスポットを当ててしまいがちです。
それが間違っているとも言えませんが。

 

最先端の科学や優れた科学者の知恵をもってしても、宇宙のことは分からないことだらけなわけですから、無知な我々からすると、どうしてもファンタジックな話にはなりますね。

 

でも、あらゆる真実が分かり得ないとしても、世の中、楽しく生きていけるはずです。
たとえば、美味しいものは美味しいですよね?
どこかの政治家みたいなあやしい構文ですがw

 

少し長くなりましたが、地球では陸地が集まったり散らばったりを繰り返している、そして宇宙もどうやら膨張と収縮を繰り返している?というお話でした。

 

今回はここまでです。
次回は何の話をしましょう。
壮大な話に少し疲れたので、俗っぽい話にしましょうか。
以上、メビウスでした。

人類の起源とパンゲアの繋がり~ひとつの始まりから多様な未来へ~

アダムのイラスト

 

こんにちは。「ぱんげあ」の主メビウスです。

 

前回のおさらいですが、パンゲアは、約2億5000万年前、地球の陸地がひとつの超大陸として存在していたとされる「仮説上の超大陸」です。

 

仮説とはいえ、大陸移動説と共に語られるパンゲアの存在は現在の科学において主流となっています。

 

この仮説は、最新の地球科学や地質学においても、地球の地殻プレートが移動するプレートテクトニクス理論の基盤となっています。

 

これと同様に人類の起源もパンゲアよりはずっと新しいとはいえ遥か昔に遡ります。

 

私たちの祖先であるアダムという存在から、現代の多様な人種や文化が形成されました。人類の起源は、生物学的進化や文化的発展といった多くの要素によって形成されています。ただし、アダムという存在も科学的に証明されたものではありません。歴史上、最初の人間と呼べるものが存在したとして、それをアダムと仮定します。

 

パンゲアと人類の起源の関係性は、共通点が見られます。まず、パンゲアが地球上の陸地を一つにまとめたように、人類の起源も最初の祖先から派生し、多様な人種や文化が形成されました。また、パンゲアが地球の変化や分裂を経て現在の大陸配置が形成されたように、人類の歴史も移住や文化交流によって多様性が生まれ、地球上のさまざまな地域に人々が分布していきました。

 

もっとも人間のほうは生殖によって個体数を増やしているという点や、意思の有無など明確な違いもたくさんありますが。

 

このような「今ではバラバラだけれども、昔はひとつだったのかもしれない」という感覚は、我々のメンタリティの形成に大きな影響を及ぼしているしている気がしてなりません。

 

次の記事ではこの点を掘り下げてみましょう。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。メビウスでした。

「ぱんげあ」とは?

 こんにちは。「ぱんげあ」の主のメビウスです。およそ2億5千万年前からこの宇宙を統括する立場におります。嘘です。人です。たぶんあなたよりもずっと底辺の人です。底辺の定義も曖昧ですが。


 さて、最近の地球では、にわかにAIというものが普及して「結局、みんな頭をつかうのが嫌なんじゃないのか?」という昔からある我々の共通の疑念が確信に変わりましたね。


 ひたすらAIに聞くとか、ユーチューブで誰かが言ってることにただ、否定するか共感するかみたいな世界観です。
 お金も時間もかからないとなれば、そりゃ、みんな手を出しますよ。
 

 

パンゲアのイメージ

 

 もう後戻りはできません。
 どうなるか見モノです。私と一緒に見届けましょう。世界の行く末を。人類の未来を。

 

 そして、AIを活用しても、AIに支配されてしまうことのないようにしましょう。
 ちなみにブログのタイトルとなっている「ぱんげあ」とは、何かと申しましますと、私の下僕であるChatGPTによる解説をどうぞw(おい!)

 


パンゲア(Pangaea)は、地球上の陸地が約2億5000万年前に一つの超大陸として存在した仮説上の地質時代です。この仮説は地球科学や地質学の分野で提唱され、地球の地殻プレートが移動するプレートテクトニクス理論の基盤となっています。

 

パンゲアという言葉は、ドイツの地質学者であるアルフレート・ヴェーゲナー(Alfred Wegener)によって提唱されました。彼は地球の大陸が過去に一つにまとまっていたという考えを唱え、パンゲアと名付けました。パンゲアギリシャ語で「全ての大地」を意味します。

 

パンゲアは約2億5000万年前に形成され、その後、約1億8000万年前に分裂し始めました。これにより、現在の大陸が形成される過程が始まりました。分裂は進行し、約1億3000万年前には現在のような大陸の形状になりました。

パンゲアの存在は、地球の地質学的な証拠や大陸の形状の相互適合、化石の分布パターンなどから支持されています。現在の地球は、プレートテクトニクスの過程によって大陸が移動し、分裂・衝突・再形成が繰り返されることによって形成されています。 

 

 
学校かどこかで聞いたことがあったかもしれませんが、そんな感じです。
人間も昔は今よりずっと数が少なかったと考えられるわけで「元をたどれば一つなのか?」という疑問が浮かぶ点は、パンゲアの理屈と近しい気がします。
次は、その辺を記事にしましょうか。
宇宙の片隅で咲く小さなクローバーのように、今日も、慎ましく生きるメビウスでした。以後、お見知りおきを。