ぱんげあ

世の中に一石を投じたり投じなかったり

人類の起源とパンゲアの繋がり~ひとつの始まりから多様な未来へ~

アダムのイラスト

 

こんにちは。「ぱんげあ」の主メビウスです。

 

前回のおさらいですが、パンゲアは、約2億5000万年前、地球の陸地がひとつの超大陸として存在していたとされる「仮説上の超大陸」です。

 

仮説とはいえ、大陸移動説と共に語られるパンゲアの存在は現在の科学において主流となっています。

 

この仮説は、最新の地球科学や地質学においても、地球の地殻プレートが移動するプレートテクトニクス理論の基盤となっています。

 

これと同様に人類の起源もパンゲアよりはずっと新しいとはいえ遥か昔に遡ります。

 

私たちの祖先であるアダムという存在から、現代の多様な人種や文化が形成されました。人類の起源は、生物学的進化や文化的発展といった多くの要素によって形成されています。ただし、アダムという存在も科学的に証明されたものではありません。歴史上、最初の人間と呼べるものが存在したとして、それをアダムと仮定します。

 

パンゲアと人類の起源の関係性は、共通点が見られます。まず、パンゲアが地球上の陸地を一つにまとめたように、人類の起源も最初の祖先から派生し、多様な人種や文化が形成されました。また、パンゲアが地球の変化や分裂を経て現在の大陸配置が形成されたように、人類の歴史も移住や文化交流によって多様性が生まれ、地球上のさまざまな地域に人々が分布していきました。

 

もっとも人間のほうは生殖によって個体数を増やしているという点や、意思の有無など明確な違いもたくさんありますが。

 

このような「今ではバラバラだけれども、昔はひとつだったのかもしれない」という感覚は、我々のメンタリティの形成に大きな影響を及ぼしているしている気がしてなりません。

 

次の記事ではこの点を掘り下げてみましょう。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました。メビウスでした。